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若い、20にもならない女の子たちが踊っている姿を見に行った。
オタクが踊る、女が踊る、俺は何となく腕を動かしていた。
一人だけ魅力のある踊り方をする女の子がいて、銀色のポニーテールをしていた。
踊りがうまい子は指先から足まですべてに血が通っているというか、生き生きと動いていた。結局これも才能なんだなと思った。
今日は芥川の地獄変とショーペンハウアーの幸福論を読んでいた。地獄変については、良く言いたいことがわからなかった。人間の道徳、理性を揺るがす創作欲について書いているのか、それとも積み上げてきたものや愛する人を殺したいという狂気について書いてあったのか。
ショーペンハウアーは俺のために書かれたのではないかと思うほど気に入っている。
意志と表象としての世界を読める日が来るかは分からない。