タロット占いはポピュラーだ。見た目のおしゃれさと、何となく敷居が低い印象があり、かなり浸透しているように思われる。

僕も見た目の綺麗さ、ミステリアスさに惹かれて始めた。

カード、様々な書籍を買い、他の人をたくさん占った。それで、現時点でタロット占いに対する自分の認識はこうだ。

タロット占いは、悩みを解決する際のツールである。

人間は人に悩みを聞いてもらいたいものだ。誰に悩みを聞いたもらいたいか。それはその悩みの性質による。

悩みの種類の中では身近な人に相談しにくかったり、そもそもそういう頼りになる人がいないひとがいる。そう言う場合は他人に悩みを相談しよう、となる。

ここで問題になってくるのが、その他人は信用に値するかどうかということだ。

他人はその性質上、良く分からないものである。その人の人生観、生い立ち、人柄は良く分からない。ここでタロットというツールが生きてくる。

カードは、少なくともタロットを信じる人にとっては、客観的である。愚者が出たら愚者、悪魔が出たら悪魔である。カードは、相談者と相談を受ける側、占い師の心と心を挟むクッションになっている。勿論、リーダーによって読み方は変わるところもある。

だから、自分の人生観、主観をできるだけ押し付けないような占いをするべきだと思うし、したいと思う。